オハイオ州のヘビのような形象墳「サーペント・マウンド」に響く謎の怪音

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 説明のつかない大きな爆発音など、今日、怪音ミステリーとして知られる現象が、何世紀もの間、世界中で記録されている。

 音の種類は様々だが、音の正体を巡ってはさまざまな議論がされている。

 インターネットの普及により、怪音情報は爆発的に増えていったが、過去にも怪音の存在を裏づける科学的な文献は存在している。

 オハイオ州アダム郡にあるサーペント・マウンドの怪音もそのひとつだ。ブルシュ=クリーク川を一望できる崖の上にあるこの土塁は、巨大なヘビのような形をした形象墳で、アメリカ最大のものと考えられている。

大砲のような音が鳴り響くサーペント・マウンド

 サーペント・マウンドを作ったのは、残念ながら古代のエイリアンではない。その年代や造営者については考古学者の間でも意見が分かれているが、紀元900〜1550年まで北米で繁栄していたフォート・エイシェント文化だと言われている。

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怪音の正体は?

 そこでは時に大きな爆発音が聞こえてくるという。大砲のような音だ。 
 まだ音の正体は明らかになっていない。
 
 もし本当に大砲の音だとすれば、サーペント・マウンドから64kmほど離れた、オハイオ州チリコシにある、キャンプ・シェアマンの大砲射撃場からの音ということになる。

 その可能性は確かにある。1874年、イギリスの研究者ジョン・ティンダルが、南北戦争のときにゲインズミルの戦いを見たR.G.H.キーンの手紙に似たような記述があるのを指摘している。キーンは、160キロ以上も離れた大砲の大きな音は聞こえるのに、近くの戦場からの砲撃の音が聞こえないことに驚いている。

2列に並んだマスケット銃が発砲されるのをはっきり見ました。両者の大砲が体勢を整え、砲弾を素早く発射するのも見ました。

しかし真夏の午後、5時頃から7時頃の2時間近く、少なくとも5万人が実際に戦闘に加わって、少なくとも100台の野戦砲が使用されたはずなのに、ランドルフ将軍とわたし自身にはまったく戦闘の音が聞こえなかったのです。

でも、リッチモンドの西160キロのところにあるアマースト裁判所では、はっきりと激しい戦闘の砲撃の音が聞こえたといいます。これは確かな信頼できる情報なのです

大気の条件により遠方まで音が聞こえる

 この手紙は、ペンシルヴァニア州立大学応用研究所のトーマス・B・ガブリエルソンによって発見され、2015年に論文「大気中の音の屈折」として発表された。

 これは、適切な大気の条件が重なると、とんでもなく遠方まで音が聞こえる可能性があることを調査したものだ。

 その他、音の原因としては、自然に起こる地震や、その他さまざまな大気現象が音の原因かもしれない。


Serpent Mound , Ohio – 2014 HD
References:Thunder Snake: A “Mystery Boom” at Ohio’s Serpent Mound | Mysterious Universe
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