秋の夜が更に長くなる。本当にあった怖い10の実話

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 事実は小説より奇なりという言葉がある。更に現実世界で怖いのは、その小説の種類を自ら選ぶことができないという点にある。

 恐怖映画は怖いものを見るという心構えで挑むことができる。小説もしかりだ。だがリアルではいつ何時、恐怖が襲い掛かるかわからないのだ。ということでここでは実際に起きた10の怖い話をみていくことにしよう。恐怖で眠れなくなる人の場合には、秋の夜長がさらに長くなること請け合いだ。

10. 157年の時を経て同様の手口で殺害された2人の女性

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 5月27日の晩、イングランドのバーミンガムに住む20歳の女性がダンスパーティーから帰路についた。だが、友達と別れた彼女が家に着くことはなかった。

 翌朝、女性はアーディントン公園で暴行され変わり果てた姿となって発見される。ソーントンという男が容疑者として逮捕されが、釈放され殺人事件はお宮入りとなった。

 被害者の名はマリー・アシュフォード。1817年のことである。

 そして1974年… 再びバーバラ・フォレストという女性が同じ事件に遭った。2人の女性は157年の時を隔てて奇妙なほど同じ状況で命を落としている。どちらの事件も犯人は法廷で裁かれていない。

9. 体内に人外の侵略者

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 コロンビア第二の首都メデジンのとある病院の医師は容体の思わしくない患者を診ていた。41歳になるその男性はHIV陽性で、薬も飲んでおらず、呼吸に問題を抱え、さらにサナダムシに感染していた。

 肺の腫瘍から呼吸困難を起こしている癌の存在が疑われたが、腫瘍はどこか奇妙であった。医師の1人が言うように、「癌細胞に見えるが、人間のものではない細胞」でできていた。

 DNA鑑定の結果、患者の肺、肝臓、副腎を侵していた腫瘍はサナダムシの細胞であることが確認された。どうやら男性は免疫系が衰えてしまったことで、癌の寄生虫の侵入を許してしまったようだ。

 治療法は明らかではなく、医師がチャンスに賭けることもできなかった。診断から72時間後、患者は亡くなった。

8. 常にまわりに顔が浮いて見える

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 ケンタッキー大学の医師もまた、不穏な症状を見せる67歳の患者に困惑していた。女性には健忘症も精神病の既往歴もなかったが、常にまわりに何か浮いているのが見えるのだという。それは顔である……体はなく、細長い顔には大きな目と歯がついていた。
 
 当然ながら、女性はひどく参っており、シャルルボネ症候群との診断を受けてかなり安心したようだ。この症候群になると急速に視力が低下する。継続的な入力に慣れてしまっている患者の脳は、入力が欠けてくると、それを勝手に作り出して埋めようとする。

 その結果、幻覚が見える。多くは点滅する色や小さな動物といった無害なものだが、女性のように血の気が引くような恐ろしいものが見えることもある。彼女の場合、診断後に幻覚が見える頻度が減ったようだ。

7. 眠っているところをじっと見ていた観察者

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 イリノイ州に住んでいた女性が、ある晩に自宅で財布が見当たらないことに気づく。そこで恋人が、自宅に複数設置されていた防犯カメラで財布の置き場所を探すことにした。

 カウチで眠っている自分たちが映る映像を見てみると、さっと血の気が引いた。階段の上に侵入者が現れたのだ。男は財布を掴んだまま、じっと眠っている2人を見つめている。実に15分間もそうしていた。

 バルコニーのドアは鍵が掛かっておらず、そこからなら侵入することができた。女性の財布以外盗まれたものはなかったが、そんな映像を見てしまえば平静でいることなどできまい。何にしろ、その男はまだ逮捕されていないのだ。

6. 大群に襲い掛かられる恐怖

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 アリゾナ州の公園に出かけた2人の若いハイカーは気楽なピクニックのつもりでいた。すると地平線に突然雲らしきものが現れた。怒り狂ったミツバチの大群であった。それはこちらに向かってくる。

 それを見て仰天した瞬間、大群は男性の1人に襲い掛かった。彼は全身をミツバチに覆われ、連れの男性も公園のレンジャーも近寄ることすらできない。救急隊員によれば、男性が救急車に乗せられたときでもまだハチに覆われ、まるで病院に急げとでも言わんばかりに隊員を襲ってきた。

 病院に到着する頃になってようやくハチはいなくなったが、それは仕事を終えたからであった。男性はそれから間も無く亡くなった。

5. 守護神の声

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 地元の漁師から通報を受け、ユタ州の警察官2人がスパニッシュ・フォーク郊外にある凍てついた川で転覆した車を発見。突然、声を耳にした2人はギョッとする。かすかだが、間違いなく車から聞こえた。「助けて」と。

 確かに誰かが車の中にいた。だがそれは、助けなどまだ呼べるはずもない生後18ヶ月の女の子だったのだ。母親は既に運転席で亡くなっていた。

 のちの調査で、母親が運転を誤って転落してしまったと判断されたが、その母親が助けを呼べたはずはない。では、いったい誰が?

 「空耳じゃありません。はっきりと聞こえたんです。子供の声ではなかったように思うのですが、『助けて』と言っていました」と警官の1人は証言する。飲み水も食べ物もなく、冷たい川の中で転覆してしまった車内で14時間も取り残されたにもかかわらず、子供は助かった……謎めいた守護神のおかげだろう。

4. 死の家

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 ペンシルベニア州の夫婦が、最近購入したばかりの中古の家に断熱材を入れようと試みた。しかし、これがホラー映画のごとき展開を見せる。壁にはすでに”断熱材”があったのだ。

 壁中に1世紀前のボロボロになった新聞に包まれた動物の死骸と、スパイスなどの奇妙なものがぎっしりと詰まっていた。この不気味な発見物の清掃費用は保険の対象外だったため、夫婦は自費でこれを取り除かねばならなかった。

 地元の歴史家によれば、古いオランダの呪いとして使用されたものらしいという……こう説明されて家の薄気味悪さが和らぐものでもない。また、その消えることのない臭いや、壁が完全に修繕されていないという事実の慰めとなるものでもない。

3. 双子

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 テネシー州チャタヌーガの郊外、あるきちんと手入れのされた家に双子の老人が住んでいた。芝は刈り込まれ、ポストの郵便物もきちんと回収されていたが、近所の人はその双子の兄弟の姿をしばらく見かけていなかった。数年前に家族が安否を確かめにきたことがあったが、中に入れなかった。2人は誰とも会おうとしなかった。

 近所の人々からの要望で、ついに警察が安否を確かめることになった。そして、そこで気味の悪い光景を目にすることになる。兄弟の白骨死体が肘掛け椅子に座って並んでいた。孤独のままひっそりと亡くなったようだった。出は一体だれがポストの郵便物を回収していたのであろう?

 2人は発見されるまで3年以上も、静寂の中、誰にも発見されないまま一緒にいたことになる。犯罪の形跡はなかったが、薄気味悪い話であることには変わりない。

2. 監視者

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 ペンシルバニア州に住むある家族が1億円以上もする豪邸を購入してから、”監視者”と称する何者かから手紙が届くようになった。名前の通り、一家を監視しているらしかった。

 差出人によれば、その家は「数十年も前から自分の家族の物」で、その意味は判然としないものの「再来があるまでは、監視を任されている」のだという。
 
 手紙には、やがて「壁の中のものを見たか?」といった薄気味悪い質問が書かれるようになった。また、喜んでいるような調子で、「名前がわかった。私に注がれた若い血の名も」と綴られることもあった。

 地元警察の調査にもかかわらず、何も判明していない。家族はすぐに引っ越して、前の所有者を相手に訴訟を起こした。

1. 敵対者

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 ワシントンの家族にも似たようなトラブルがあった。娘の携帯が勝手にメールを受信するようになったのだ。携帯はやがて彼らに敵対するようになる。一家を”囚われの者”と呼び、出かけた場所や着ている服、今やっていることなどを詳しく説明してくるのだ。これから喉を切り裂いてやるといった文句まで並ぶようになった。

 それでは足りないとばかりに、家族のプライベートな会話まで送信してきた。警察に相談したときの会話まで記録されていた。家族全員が徹底的に取り調べを受け、携帯も調査されたが、何も出てこなかった。

 ストーカーの正体は現在も判明していない。その動機や手段も不明のままだ。

via:10 Intensely Creepy True Stories To Keep You Awake/ translated hiroching / edited by parumo
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