1万年もの間、人類の歴史や環境の変化が克明に描かれた先史時代の岩絵が数多く残された世界遺産 タッシリ・ナジェール(アルジェリア)

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 タッシリ・ナジェールは、アルジェリア南東部、サハラ砂漠にある台地状の山脈である。ニジェールと東のリビアの国境から、西のAmguidまでのおよそ7万2000平方kmに渡るエリアに広がっており、最高点は標高2158mの Adrar Afaoである。何千年にも渡るサハラの気候の変化と浸食のせいで、砂岩の柱や深い峡谷、300以上の自然石のアーチといった目を見張るほどの独特な地形ができあがった。

 タッシリ・ナジェールが世界的に有名になったのは1930年代のことで、その独特な景観だけでなく、発見以来、1万年の間の人類の歴史や環境の変化を描いたとされる、1万5000以上もの岩面線画や絵画が話題を呼んだ。これらのもっとも目をひく特徴のひとつは、気候の変化とともに絵の内容や描き方が変わっていったことがよくわかることだ。

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